安定剤は人
鬱から脱出して思うことは、人は人と関わっていないと鬱になるということ。分かってはいたけれど、一人でも生きていけると思っていた。
群れることは疲れるし、嫌われたら面倒だし、メリットが無いと思っていた。
それは裏返せば嫌われるのが怖いし、好きになってもらえる自信がないということだった。
それを理由に人付き合いをせずにいたら、鬱になった。
鬱から脱出した私が分かったことは、人は信じながら信じ切らないということ。ある程度オープンにしていくということ。本当に大事(秘密)にしたいことは人を選んで言うこと。
約10年間、鬱だった私にはまだ本当に大事なことを言う人を決めかねているが。
しかし、それらのメソッドを新たに手に入れた私は、今安定している。
つまり、精神安定剤は丸い錠剤じゃなく人ということだ。
人は人と必ず関わる。良い関係を築くことは必然。分かっているけど面倒だよね。でも、そこに幸せが隠れている。