夕陽

夕陽の僅かな暖かさと赤橙色は、情熱と悲哀が共存しているからあんなに切ない気持ちになるのだろう。

 

1日に限られた時間の光景。天気の移り変わりによっては夕陽の暖かみを色濃く感じることもある。

 

毎日見られるわけでもなく、見られたときの感情はその日のコンディションによっても変わる。同じ夕陽を見ていても、感じ方は人それぞれだ。

 

そんな夕陽が好きな人がたくさん居る。私もその一人だ。

 

一人で見る夕陽と、誰かと見る夕陽も違う。その短い時間に一緒に居られることは僥倖かもしれない。たとえ明日も一緒に見られるとしても。

 

今日の夕陽は今日だけのものだから。

 

とにかく言いたいことは、私は夕陽が好きだってことだ。

それだけ。夕陽に関する思い出もない悲しい